SG初出場のルーキー世代を直撃!

SG初出場のルーキー世代を直撃!

SG初出場のルーキー世代を直撃!
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吉田 裕平

地元蒲郡で今できることを
精一杯ぶつける!

昨年の常滑ダービーに出られなかったのは悔しかったですね。それで今回は、選考期間が始まる昨年の8月1日から蒲郡ダービー出場を目標に、1走たりとも疎かにせず頑張ってきました。まだ実感はないですけど、自分の斡旋でSGマークを見ると「出場できるんだ」と感慨深い気持ちになります。蒲郡は地元だし、人一倍思い入れはあります!

蒲郡はモーターの機力差が大きくて機力次第のところはありますけど、それだけに良いモーターさえ引ければ自分にもチャンスはあると思います。最近モーターの抽選運は良いですしね。ナイターは凄く好きですし、まずは予選突破、そして、もちろんその先の優勝が目標です。

昨年12月の下関でGI初優出できましたが、その時はBランクのモーターでした。ただ、ターン回りが良かったですね。そこから良い流れになりました。

F持ちですが、今やれることをぶつけるだけです。今回は3~5コースからの捲り差しに注目して欲しいです。間隙を突けるようになったし、その辺りは成長できているかなと思います。

Profile よしだ ゆうへい
1996年11月19日生まれ。愛知支部・117期。
2015年11月常滑でデビュー、その節で初1着を飾る。18年6月蒲郡で初優出。18年12月蒲郡で初優勝した。18年9月三国ヤングダービーでGI初出場し、22年12月下関周年で初優出を果たした。同期には、実兄の吉田凌太朗のほか、上田龍星らがいる。
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高橋 竜矢

ダービーでたくさん刺激を受けて、
次に繋げたい!

自分が最初にSGに出られるとすれば、ダービーしかないと思っていました。A2級の期間が長くて、その時に何が足りないかをずっと考えていました。そしてスタートの質の悪さ、モーター出しの未熟さが理由だな、という結論に至りました。少しおこがましいけど、ターンには多少自信を持っていたので。

自分に足りないものを突き詰めていったら、スタートも早くなって展開の見え方も変わりましたね。自分から積極的に攻めるレースが増えたことで一気に成績が上がった。だからこそダービーに行くことができたと思っています。でも、ダービー出場という目標が達成できてホッとしたことで、次の目標を見失っています(苦笑)。だから、ダービーで大きな刺激を受けたいですね。

出場するからには優勝を狙うのはもちろんですが、そんなに甘い世界じゃないのもわかっているつもりです。次へのモチベーションを得るためにも、全部を出し切って今の実力を思い知らされたいと思っています。自分を変える大会にしたいです。

Profile たかはし りゅうや
1998年2月19日生まれ。広島支部・121期。
2017年11月児島でデビュー。2018年1月芦屋で初1着。20年5月びわこで初優出、21年10月唐津で初優勝を飾る。GI初出場は22年多摩川ヤングダービー。その節では予選を2勝し準優勝戦に進出した。同期には澤田尚也、中村かなえらがいる。