2020ラストアタック!

当地で悔しいレースが続く峰が今度こそ!

大村ダービーが終了し、SGチャレンジカップ出場メンバーがほぼ出揃った。ダービーでSG初制覇を遂げた深谷知博(静岡)が賞金26位から一気に5位に浮上。1位から峰竜太(佐賀)、吉川元浩(兵庫)、篠崎仁志(福岡)と続くが、やはり優勝候補には今年のマネーバトルをけん引してきた上位陣の名前が挙がる。特に峰は10月終了時点でV13。期別勝率も5期連続1位を決め、乗りに乗っている印象だ。

ただ、少し気になるデータもある。舞台となる蒲郡での実績だ。峰が15年のメモリアル、今年の65周年とも優勝戦1号艇で敗れたのはまだ記憶に新しいが、峰以外でも吉川、篠崎仁、深谷、寺田祥(山口)、毒島誠(群馬)の当地特別戦優勝は1度もない。それだけに、賞金下位からの下克上も十分可能性はある。

当地実績が光るのはSG2優出し優勝1回の篠崎元志(福岡)。伸び型仕様で4月の65周年を制した湯川浩司(大阪)や62周年覇者の桐生順平(埼玉)、地元勢ではエースの池田浩二(愛知)や柳沢一(愛知)が迎え撃つ。またヤングダービー覇者で、当地現在7連続優出中の磯部誠(愛知)も不気味な存在だ。

ボーダー上の地元・大瀧が最後の勝負だ!

GIIレディースCCは過去6大会の内、3優勝の遠藤エミ(滋賀)の勝負強さに注目したい。10月26日時点で賞金ランクは10位。クイーンズCへ、うかうかできない立場でもある。

昨年は約8千円差で年末切符を逃した大瀧明日香(愛知)も地元で闘志を燃やす。今年も賞金はボーダー付近、悔し涙はもう流したくない。シーズン終盤上り調子の田口節子(岡山)、蒲郡がドル箱水面の長嶋万記(静岡)も優勝候補。大会初参戦の深川麻奈美(福岡)、塩崎桐加(三重)ら若手にも注目したい。

SGチャレンジカップ 歴代優勝者

開催年 開催場 優勝者
第1回 1998年 平和島 江口 晃生
第2回 1999年 平和島 今垣光太郎
第3回 2000年 住之江 濱野谷憲吾
第4回 2001年 児 島 西島 義則
第5回 2002年 植木 通彦
第6回 2003年 びわこ 烏野 賢太
第7回 2004年 児 島 田村 隆信
第8回 2005年 芦 屋 上瀧 和則
第9回 2006年 丸 亀 三嶌 誠司
第10回 2007年 浜名湖 湯川 浩司
第11回 2008年 浜名湖 坪井 康晴
第12回 2009年 常 滑 原田 幸哉
開催年 開催場 優勝者
第13回 2010年 からつ 今垣光太郎
第14回 2011年 大 村 田村 隆信
第15回 2012年 児 島 平尾 崇典
第16回 2013年 森高 一真
第17回 2014年 下 関 太田 和美
第18回 2015年 芦 屋 笠原  亮
第19回 2016年 大 村 石野 貴之
第20回 2017年 下 関 毒島  誠
第21回 2018年 芦 屋 馬場 貴也
第22回 2019年 桐 生 石野 貴之
第23回大会蒲 郡優勝戦
2020年11月29日(日)・第12レース
GIIレディースチャレンジカップ
歴代優勝者
開催年 開催場 優勝者
第1回 2014年 下 関 岸  恵子
第2回 2015年 芦 屋 寺田 千恵
第3回 2016年 大 村 遠藤 エミ
第4回 2017年 下 関 遠藤 エミ
第5回 2018年 芦 屋 守屋 美穂
第6回 2019年 桐 生 遠藤 エミ
第7回大会蒲 郡優勝戦
2020年11月29日(日)・第11レース