浜名湖のコース&モーター

浜名湖コース&モーター

タイトル

風と湿気のWパンチでインが弱くなる

浜名湖夏季コース別成績
(2020年6月1日〜8月31日)

進入コース 1着率 2着率 3着率
1コース 50.9% 19.6% 7.6%
2コース 15.7% 23.9% 18.6%
3コース 13.0% 17.3% 21.6%
4コース 11.8% 18.1% 17.7%
5コース 7.1% 16.4% 20.0%
6コース 2.4% 5.7% 15.7%

夏場の浜名湖は、遠州灘から湿気を含んだ海風が吹く。ホーム向い風だ。湿気でモーターパワーが落ちるうえに、向い風でスピードが乗らない。このダブルパンチを受けて、インコースの1着率は50.9%と四季で最も低い。2コースのジカ捲りや、中外からの捲り差しが増えてくるのが、夏の浜名湖の傾向だ。

舟券を買う時に注目したいのが、5コースの成績だ。夏場の5コースは1着率、2着率とも四季で一番高い。

また、夏場の高配当の上位にも5コースの1着が多く入っており、高配当的中のチャンスも十分。穴党ファンの方は5コースの捲り差しを軸に舟券を組み立てても面白い。

浜名湖夏季高配当ベスト15(2020年6月1日〜8月31日)

順位 発生日 競走種別 レース 出目 コース組み合わせ 配当金
1 7月25日 タイトル 8R 3 4 5 365 177,460円
2 7月 5日 タイトル 7R 6 5 1 651 148,730円
3 6月20日 タイトル 2R 5 3 2 532 135,140円
4 8月 2日 タイトル 4R 5 1 6 615 92,540円
5 6月29日 タイトル 11R 5 4 6 546 91,110円
6 7月24日 タイトル 7R 3 6 5 365 89,370円
7 7月15日 タイトル 2R 5 1 6 613 84,440円
8 7月30日 タイトル 4R 6 1 2 612 82,170円
9 8月16日 タイトル 8R 4 1 6 516 72,240円
10 7月 5日 タイトル 4R 2 6 5 245 72,060円
11 7月30日 タイトル 7R 5 4 2 542 70,390円
12 6月28日 タイトル 5R 2 6 1 251 61,630円
13 8月30日 ルーキーS 7R 2 3 6 235 55,560円
14 6月30日 タイトル 4R 5 4 3 543 53,410円
15 7月 5日 タイトル 1R 3 6 2 362 53,310円
エース機不在も“ハズレ”がちらほら…

モーターは4月16日の初使用から4ヵ月近く経つが、断トツのエースと言えるようなケタ違いのモーターはない。ただ、選手も「今回も浜名湖はモーター差がありそうですね」と言うとおり、既に「これは厳しいな」というハズレモーターはある。

36もハズレモーターの一つだ。6月「体感型動物園 iZooカップ」で池田浩二が引き、初日から整備を続けたが、最後までパワー不足は解消されなかった。SGレーサーの池田が苦労するのだから、もしレディースCで使用されれば、引いた選手が苦労することは間違いない。

SGを走る選手からB級選手までが一緒に走るレディースC。選手の実力差も大きいが、一番大事なことは“ハズレ”モーターを引かないこと、これに尽きる。

モーター2連率ベスト10(2021年4月・使用開始〜6月14日)

順位 モーター番号 2連率 勝率 優出 優勝
1 38 57.1% 7.02 2 1
2 51 56.4% 7.05 0 0
2 7 56.4% 6.74 2 2
4 24 51.1% 6.20 1 1
5 8 50.0% 6.24 0 0
順位 モーター番号 2連率 勝率 優出 優勝
6 65 48.7% 6.03 1 0
7 56 45.0% 5.55 1 0
8 49 44.7% 6.32 0 0
8 29 44.7% 6.16 1 0
10 41 44.4% 6.02 1 0

●浜名湖はチルト3度まで使用できます。

藤本アナウンサー推奨!
注目モーターベスト3

11号機 2連率28.8%
優出2回 優勝0回

5月末に走った長嶋万記のキャリアボデー交換が大当たり! 直線とターン系統が上昇しました。次の金児隆太は前検1番時計をマーク、レースでは回った後の押しとターン後の伸び足で◎がつく動きを見せていた。

7号機 2連率56.4%
優出2回 優勝2回

温水パイプが外れた節で、高倉孝太が得意の伸び仕様にして全3連対V。優勝戦は捲り差しと、伸び一辺倒ではなく出足も良さそうだ。2節後に乗った藤岡俊介は予選で転覆も、ほかは全2連対にまとめて優勝。

51号機 2連率56.4%
優出0回 優勝0回

乗り手を問わず、水準以上の動きを見せる優等生モーターだ。温水パイプが外れてからの2節でも鶴本崇文、西山昇一が準優1枠を獲得とパワー変わらず。特に西山は、スタートした後に出て行く気配を見せていた。