コース&3連単のトレンドを読む

浜名湖と若き挑戦者たちの“リアル”を知って、舟券勝負!
浜名湖のコース&3連単のトレンドを読む

気象条件を頭に入れた舟券作戦が必要!

浜名湖は24場でも屈指の広大な水面を誇り、高速ターンが決まりやすい。次世代を担うヤングレーサーによる若さ溢れるスピードターンは見る者を熱くするだろう。

夏から秋にさしかかる時期に開催される今大会だが、残暑が長引く近年の傾向を考えると、夏型の気圧配置が見込まれる。昨年も最高気温30度に達する真夏日になる日もあった。風向きはホーム向かい風となる南方の風が中心だが、時折、北風が吹きホーム追い風となる。

昨年9月のイン1着率は51%。52.8%の全国平均よりやや下回る程度でイン中心のレースとなる。ただ気温が高く、さらに向かい風が強いという条件が加われば、話は別。気温が高くなれば回転の上がりが悪くなり、行き足、出足関係に影響を与える。そこに強い向かい風となればスタートが届きづらくなる。インおよびスロー勢は厳しい戦いを強いられることになり、助走距離のあるダッシュ勢の出番が増える。7月のルーキーシリーズも逃げが決まりづらく、ダッシュ勢の活躍が目を引いた。基本にはなるが、気象条件をしっかり頭に入れた舟券作戦を推奨する。

現行モーターはエース不在も粒揃い!

当地のモーターは4月6日の節から使用され、ヤングダービーでは20節目となる。機力相場は大方固まっている。今回のモーターは3月クラシックで注目を集めたスーパーエース・47号機のような飛び抜けたモーターは不在で、エース機は確立されていない。

しかし、良機は多く存在する。24が2連率、優出、優勝回数でトップの成績を残すが、23293363も機力面で差はない。上位モーター間での差はほぼないのが今回のモーターの特徴だ。

153354を注目モーターに挙げたい。数字どおりの活躍をするモーターが多いなか、この3基は数字こそ決して高くないが、動きは良い。


出 足
伸 び
回り足
総合評価
1位

24号機
2連率55.8%

初下ろしから力強いが、転覆してプロペラとギア交換。どう出るか。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
2位

23号機
2連率48.2%

井口佳典、湯川浩司が乗って連続優勝。片橋幸貴も「節イチ」評価。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
3位

59号機
2連率46.6%

初下ろし当初は軽快な動きを見せていたが、近況は低調が続いて…。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
4位

35号機
2連率46.5%

日笠勝弘が初優出を果たすも、パッとしないときも多く調整次第。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
4位

63号機
2連率46.5%

良機が揃った企業杯で、西山貴浩が節イチ宣言して優勝を飾った。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
6位

37号機
2連率45.9%

仲口博崇が乗艇後上昇。村松修二はレース足仕上げルーキーシリーズ優勝。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
7位

22号機
2連率45.3%

初下ろし節で大場敏が出足型に。その後も安定してレース足は◎。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
8位

16号機
2連率43.5%

GWのオール静岡戦で菊地孝平が使用して優出。特徴は伸び型だ。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
8位

29号機
2連率43.5%

池永太が初使用のシリーズで優勝。つねに上位級の足に仕上がる。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
10位

62号機
2連率43.2%

悪くはないが、節によって仕上がりの差が大きい。基本は伸び型。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
11位

46号機
2連率41.1%

出足はくるものの、伸びはつかない。ポテンシャルは○止まり。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
12位

34号機
2連率40.9%

7月ルーキーシリーズで金子萌が地元初優出。合えばレース足が仕上がる。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
13位

38号機
2連率40.7%

一度転覆も村越篤が伸びを復活させて優勝。その後も伸びはトップ級。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
14位

44号機
2連率40.0%

毎節気配は上々だったがルーキーシリーズでは平凡。今後の動きに注目。

出 足
伸 び
回り足
総合評価
15位

25号機
2連率39.4%

40%近い2連率を誇るが、数字ほどのパワーはなく中堅レベル。

●浜名湖はチルト3度まで使用できます。