クラシックの3連単

 万穴ハンター・石井が狙いを定めた浜名湖・クラシックの3連単 石井誠司 ●『マンスリーBOAT RACE』編集長 グランプリ出場者より地区選優勝者、流行の仮想通貨より万穴舟券がオススメ!

今年のGI戦線は1月平和島周年で長田頼宗がGI初優勝、徳山周年では笠原亮が10年ぶりのGI制覇。2月の地区選は関東・金子拓矢、東海・徳増秀樹、近畿・野添貴裕、四国・林美憲、九州はルーキーの仲谷颯仁が優勝と、伏兵陣の活躍が目立ちました。本来なら優勝争いに加わるはずのグランプリ出場者がことごとく敗退、人気に応えたのは唐津周年と中国地区選で優勝した前本泰和だけ。グランプリ出場レベルのトップランカーが勝ちまくっていた昨年とは違い、今年は予選道中から優勝戦まで驚くほどの「伏兵乱舞」状態なんです。

伏兵乱舞の状況を作ったのは昨年のグランプリだと、僕は考えています。史上最強とも言えるメンバーで、進入、本番レースと見応えがありました。超ハイレベルの戦いに対応するために、出場者たちはギリギリまで体重を絞り、あの6日間で力を出し尽くしたんだと思います。つまり、グランプリに出た18名は「燃え尽き症候群」じゃないかと思うんですよ。

この流れのままなら、クラシックも「伏兵乱舞」が予想されます。グランプリ出場者ではなく、奇跡の最終チケットを手にした地元の徳増秀樹を筆頭に、勢いに乗る地区選優勝組を狙ってみるのが面白そうです。

巷では仮想通貨が流行っていますが、百円玉が1万円、はたまた10万円になってしまう万穴舟券の方が、値上がり率は遙かに上ですよ!

GI初優勝の金子、仲谷に、19年ぶり優勝の野添などまさに「伏兵乱舞」だった今年の地区選


SGボートレースクラシック(鳳凰賞・総理大臣杯) 歴代優勝者

開催年 開催場 優勝者
第1回 1966年 平和島 長瀬 忠義
第2回 1967年 住之江 竹内 虎次
第3回 1967年 住之江 石川  洋
第4回 1968年 戸 田 岡本 義則
第5回 1970年 住之江 加藤 峻二
第6回 1971年 蒲 郡 松尾 幸長
第7回 1972年 福 岡 石黒 広行
第8回 1973年 浜名湖 鈴木 文雄
第9回 1974年 常 滑 彦坂 郁雄
第10回 1975年 下 関 石原  洋
第11回 1976年 住之江 常松 拓支
第12回 1977年 下 関 山本 泰照
第13回 1978年 丸 亀 北原 友次
第14回 1979年 浜名湖 松尾 泰宏
第15回 1980年 蒲 郡 中本 逸郎
第16回 1981年 児 島 平尾 修二
第17回 1982年 下 関 彦坂 郁雄
第18回 1983年 平和島 高峰 孝三
第19回 1984年 常 滑 増沢 良二
第20回 1985年 平和島 黒明 良光
第21回 1986年 平和島 古川 文雄
第22回 1987年 蒲 郡 国光 秀雄
第23回 1988年 戸 田 彦坂 郁雄
第24回 1989年 戸 田 高橋 博文
第25回 1990年 平和島 岩口 昭三
第26回 1991年 平和島 野中 和夫
第27回 1992年 蒲 郡 鈴木 幸夫
第28回 1993年 戸 田 植木 通彦
開催年 開催場 優勝者
第29回 1994年 平和島 大森 健二
第30回 1995年 平和島 服部 幸男
第31回 1996年 平和島 中道 善博
第32回 1997年 住之江 西島 義則
第33回 1998年 丸 亀 西島 義則
第34回 1999年 児 島 今垣光太郎
第35回 2000年 浜名湖 矢後  剛
第36回 2001年 尼 崎 烏野 賢太
第37回 2002年 平和島 野澤 大二
第38回 2003年 戸 田 西村  勝
第39回 2004年 福 岡 今村  豊
第40回 2005年 多摩川 笠原  亮
第41回 2006年 平和島 中澤 和志
第42回 2007年 平和島 濱野谷憲吾
第43回 2008年 児 島 松井  繁
第44回 2009年 多摩川 池田 浩二
第45回 2010年 平和島 山口  剛
第46回 2011年 戸 田 震災のため中止
第47回 2012年 戸 田 馬袋 義則
第48回 2013年 平和島 池田 浩二
第49回 2014年 尼 崎 松井  繁
第50回 2015年 尼 崎 桐生 順平
第51回 2016年 平和島 坪井 康晴
第52回 2017年 児 島 桐生 順平
第53回大会浜名湖
優勝戦
2018年3月21日(水)・第12レース

●第46回大会は「SG東日本復興支援競走」として2011年8月に代替開催(優勝者・重野哲之)