外枠時の追い上げに高配当期待!
前期は期の初っぱなにFを抱え込んだ。前期の勝利内訳に、捲り決着がなかったのは、それが原因だろう。もともとスタート勝負を仕掛けるレーサーではない。スタートよりもコーナースピードで結果を残してきた。だから、今回も先行運びを望む必要はない。「僕は2、3着選手」と本人が証言するように、そんな買い目が正解なのだろうが、配当に期待するなら1着狙いも十分面白い。
■全国最近2節成績 |
14年 5月 桐 生 タイトル 2 2 失 1 1 1 1 3 1 2 |
14年 4月 浜名湖 タイトル 5 3 2 2 3 3 3 2 1 |
■浜名湖前回成績 |
14年 4月 タイトル 5 3 2 2 3 3 3 2 1 |
センターから伸びて差し抜ける!
このところの三井所は、周回展示で1番時計を計時するケースが非常に目立つ。伸び足を仕上げているからこその結果だろう。ただし、スタート勝負はしていないから、先陣を切って攻めるようなレースではない。差して、あるいは捲り差しで抜け出し、直線で足を伸ばすのだ。前期のデータでは3、4コースからの差し抜けが目についた。先マイをした内側の艇が2、3着に残すパターンである。
■全国最近2節成績 |
14年 5月 唐 津 タイトル 2 2 1 1 1 2 1 3 1 2 |
14年 4月 大 村 タイトル 4 5 1 2 2 1 1 3 1 1 |
■浜名湖前回成績 |
14年 2月 タイトル 1 2 1 1 2 2 5 4 1 1 |
2コース差し&カド捲りで勝負!
4月の大村周年でGI初優勝を飾った吉田だが、実は3コースの1着率が低い。前々期まで記録をたどっても、3コース戦では勝ち切れないケースが目につく。狙い目はカド4コースと、2コースである。イン戦は信頼すれば良いのだが、高配当を望めないだけに、舟券は2コース差しと4カド捲りに絞りたい。4月の児島GIIでも、大村周年でもこの決まり手で勝利している。吉田の1着舟券は、1、2、4コースだ。
■全国最近2節成績 |
14年 5月 児 島 タイトル 2 4 4 1 2 4 1 5 2 5 |
14年 4月 児 島 GII・MB大賞 1 4 4 1 5 6 1 1 2 |
■浜名湖前回成績 |
13年 4月 タイトル 3 5 1 2 1 1 1 3 1 2 |
差し主体のレースで高配当貢献!
スロー発進でもダッシュ戦でも、早い飛び出しでスリットを通過するが、捲りよりも差しを選択するケースが非常に多い。この戦法を把握しておけば、舟券の狙いどきは見つかるし、抜け出したときの相手艇も絞りやすい。岡村の内側に捲り艇がいる場合がチャンスであり、2着には岡村の内側艇が有力だ。もちろん差しが届かなければ2、3着も十分にあるのだから、機力評価をすることで、1着狙いか、2、3着狙いかを判断すれば良い。
■全国最近2節成績 |
14年 5月 津 GI・周年 4 4 3 4 3 3 2 3 失 |
14年 4月 三 国 一般競走 4 5 1 5 1 4 2 3 1 2 |
■浜名湖前回成績 |
13年 9月 タイトル 1 4 1 5 3 6 1 5 |
カドから破壊力抜群の全速捲り!
前期は捲り差しの決着が少なかった。捲りか差しである。児島GIIやびわこ周年では6コース捲りを決めているのも魅力的だ。スタートタイミングよりも、アジャストせずに全速スリットを心がけているレーススタイルが、この大技を成功させた理由だろう。広大な浜名湖水面で大外捲りの成功を望むのは酷かもしれないが、カド発進からの捲りなら期待はかけられる。尼崎クラシック5日目にも、4コースから捲りを決めて高配当だった。
■全国最近2節成績 |
14年 5月 児 島 タイトル 4 1 3 3 6 3 2 3 4 3 6 |
14年 4月 児 島 GII・MB大賞 4 1 5 2 3 2 2 3 |
■浜名湖前回成績 |
13年 8月 タイトル 3 3 4 1 1 3 2 6 |
カドの捲りに乗って差し抜ける!
年末の賞金王シリーズで優出をした。機力が整えば大敗をしないレースぶりが頼もしいレーサーだ。スタートも的確だが、それ以上に道中での位置取りの巧さを評価する声が大きい。前期のイン戦データは23戦21勝と高く、1、3、4コースでは3連率が80%を超えている。基本的には1コースを信頼して、センター枠で2、3着という王道舟券だが、高配当を夢見るなら4カド艇の捲りに乗って差し切る5コース戦だ。
■全国最近2節成績 |
14年 5月 児 島 タイトル 1 2 1 1 1 1 1 2 1 1 |
14年 4月 児 島 GII・MB大賞 3 1 5 1 4 4 2 1 1 |
■浜名湖前回成績 |
14年 1月 GI・周年 1 3 4 3 2 4 5 1 1 |