昨年のヤング王は今年も3月若松周年Vを含むGI3優出と快調で、史上初の大会連覇も現実味を帯びる。唯一の不安材料はSG2回、一般戦を2回走って優出なしという当地実績か。

18年浜名湖大会でデビュー初優勝。5月の津周年で2度目のGI優勝を飾り、今年の3連率は驚異の80%超。「先輩の毒島誠とともにグランプリ出場」を目指し、賞金の上積みを狙う。

今節の出場メンバーの中で、SG優出＆GI優勝の経験を持つのは羽野と上條の2人だけ。当地は3連続優出中で、3コース捲りでGI初優勝を飾った19年下関DCの再現なるか。

前哨戦のイースタンYで優勝、2節後の7月当地戦を4コース捲りで制し、今年4回目の優勝を飾った。GIでは苦戦多いが、勢いのある今ならヤング相手のGIタイトルは獲れる。

当地前回のルーキーSは終盤4連勝でV、7月下関では7戦6勝で優勝と、勢いに乗ればコースに関係なく多彩な技でピンラッシュだ。Fに転覆で帰郷と散々だった昨年大会の挽回に燃える。

今年はV3に常滑周年優出と好リズムも、住之江お盆戦でFを切った。ただ、スピード合戦で荒いレースの多いルーキー戦なら、スタートで無理しなくてもコーナー勝負で勝ちあがる。