荒れる初春の平和島！
注目モーターは13、43、15だ！

「インを消す勇気」を持とう！

平和島に常駐するようになって約3年、感想は「面白い」のひと言に尽きる。平和島で勝とうとするなら、まずは最大の特徴である風を知らなくてはならない。そして、月とスッポンぐらいに差があるモーターの性能をしっかりと把握したうえで、「インを消す勇気」と「5、6号艇を頭で買う強い心」を持って舟券バトルに挑めば、クラシックの万舟券は必ずゲットできる。

スタートを決める選手を探せ！

春の平和島はとにかく風が不安定。早い時間帯のレースは向い風、遅い時間帯は追い風と、その表情を一変させる。レース間の特訓とスタート展示で、風向きがコロッと変わることなど日常茶飯事だ。

スタート勘をつかんでいる選手をいかに早く見つけるかが重要だが、水面の大型映像に映し出されるスタート展示のスリット写真を見れば一目瞭然。コンマ10ぐらいのドンピシャなスタートを決めている選手を探してほしい。

春の平和島は突如として7～8mぐらいの向い風が吹く。その風を感じたら迷わずにインを消し、ダッシュ勢の頭を買うと、面白いように捲りが決まって高配当になる。

エースは13、旬は15

現モーターは約9ヵ月が経過。平和島のモーターは“旬”の時期が短く、上位機や優良機が目まぐるしく変わる。

その中で、変動なく不動のエース機として君臨するのは13号機。このモーターを引き当てた選手が優勝への最短距離を突っ走りそうだ。43号機は昨年の年末から最近にかけて頭角を現してきた急上昇機。全部が抜群の13号機には総合力で負けるものの、コーナーの立ち上がりの足は匹敵、いやそれ以上だ。

そして、まさに今が旬なのは15号機だ。2月に乗った古場輝義の伸び寄りの調整が功を奏して、その伸びは超抜の域。ダッシュ戦なら問答無用の一撃が決まる。

最近6ヵ月進入コース別成績（2019年9月1日～2020年2月6日/928レース）

進入 コース	勝率	1着率	2着率	3着率	平均 ST	決まり手別1着回数
						逃げ	捲り	捲り差し	差し	抜き	恵まれ
1コース	7.48	46.6%	17.4%	10.6%	0.16	407回	-	-	-	23回	1回
2コース	5.74	14.1%	26.0%	18.5%	0.17	-	22回	-	96回	12回	1回
3コース	5.36	14.0%	17.4%	21.6%	0.17	-	47回	46回	21回	16回	0回
4コース	5.18	13.3%	17.9%	17.0%	0.17	-	57回	25回	25回	15回	1回
5コース	4.52	9.1%	13.4%	16.8%	0.17	-	15回	47回	10回	10回	2回
6コース	3.64	3.2%	8.2%	16.1%	0.18	-	10回	12回	4回	3回	0回

モーター2連率ベスト10

（2019年6月・使用開始～2020年2月24日）

●平和島はチルト3度まで使用できます。

順位	モーター 番号	2連率	出足	伸び	回り足	ワンポイントチェック
1	13	51.2%	◎	◎	◎	全部の足が良い不動のエース機だ
2	41	45.4%	◎	◎	○	行き足、レース足が軽快な実戦型
3	43	43.5%	◎	◎	◎	近況で最大級の上昇モーターだ！
4	16	43.1%	○	○	○	1月に新ペラに換わり下降気味か
5	57	42.4%	◎	○	◎	かつてはエース機と呼ばれていた
6	26	40.9%	◎	○	◎	ターン回り系統に力強さがある機
7	67	40.7%	○	◎	○	周年V後も年末に6連勝など活躍
8	75	40.6%	○	◎	○	万能型の機だが元来は伸び型仕様
9	46	39.6%	○	◎	△	伸びに寄せた調整なら破壊力抜群
10	25	39.1%	◎	◎	◎	乗り手により足が変化する優等生
10	17	39.1%	○	○	○	10月周年で谷津幸宏がGI初優出