桐生のコース&モーター

桐生のコース&モーター

静水面でスピードの競演&激しいマネーバトルに期待!

高い標高による燃焼効率の悪さ、出足のつけにくい現行モーターなど不利な条件はあっても、桐生のイン1着率は50%オーバー。全国平均レベルに近い数値だ。捲りの利く水面、イン受難などのイメージは一昔前のものと言えるだろう。冬本番ともなれば「赤城おろし(強い追い風)」が吹き荒れるが、11月なら静水面が予想される。スピードの競演、激しいマネーバトルに水を差すことはないはずだ。

逃げが一番多く、決まり手の中での比率は50%。捲り(16%)、差し(14%)、捲り差し(12%)と続く。ピットから2マークまでの距離が165mと長い。ピット離れが良ければ、それも1つの武器になるか。インが主導権を握り2コースは差し、3コースは外マイか捲り差し。出目は 1 2 3、1 3 2、1 3 4 が多い。4コースから2番差しで浮上して 1 4 2、1 2 4 も少なくない。

モーターは既に11ヵ月使用されている。レース足系の29号、行き足系の37号でツートップを形成。

同時期3ヵ月進入コース別成績(2018年11月~2019年1月/588レース)
進入
コース
勝率 1着率 2着率 3着率 平均
ST
決まり手別1着回数
逃げ 捲り 捲り差し 差し 抜き 恵まれ
1コース 7.79 51.0% 20.2% 9.5% 0.17 284回 - - - 15回 1回
2コース 5.74 16.3% 25.7% 17.2% 0.18 - 23回 - 61回 12回 0回
3コース 5.37 14.0% 19.7% 21.2% 0.18 - 31回 23回 12回 16回 0回
4コース 5.18 10.8% 20.0% 20.7% 0.18 - 27回 15回 13回 7回 1回
5コース 4.18 6.5% 10.9% 18.1% 0.18 - 9回 24回 3回 2回 0回
6コース 2.91 1.6% 3.8% 13.7% 0.19 - 2回 5回 1回 0回 1回
モーター2連率ベスト20(2018年12月・使用開始~2019年9月29日)
順位 モーター
番号
2連率 勝率 出足 伸び 回り足 ワンポイント・チェック
1 29 53.6% 6.80 GWの久田以降つねに上位級。実戦足が良い
2 37 49.4% 6.49 3V実績はトップ。直線系が仕上がる快速機
3 11 47.5% 6.38 夏場から下降の元エース機。合えば出足型に
4 24 46.2% 5.97 出足、加速感が良い。乗り手により伸び型も
5 74 43.9% 5.87 伸びが強力。スタート巧者が乗ればVも圏内
6 14 41.0% 5.88 秋口から下降。元々は行き足から伸びが良い
7 46 40.4% 5.49 伸び型。出足や乗り心地がつくかは選手次第
8 22 40.1% 5.65 出足か伸びに偏るが、素性はいいモーターか
9 47 39.8% 5.47 序盤ほどのパワーはない。合えば出足が良い
10 20 38.3% 5.30 伸びを中心にバランス型。中堅上位レベルか
11 30 38.2% 5.48 数字は残るが評価は低め。直線がいまひとつ
12 54 37.9% 5.66 乗りやすく仕上がるが、パワー面には疑問符
13 43 37.7% 5.37 最近2節は目立たないが、合えば伸びは上々
14 35 37.2% 5.35 抜けた足にはならないが、バランス型が多い
15 56 37.1% 5.42 新ペラへ変更後も伸びは上位レベルをキープ
15 45 37.1% 5.40 5月の周年以降は伸び型の仕上がりが目立つ
17 33 36.6% 5.51 8月徳増秀樹から上昇カーブ。出足が力強い
17 67 36.6% 5.38 直線系に課題は残るが合えば出足はまずまず
19 27 36.0% 5.46 伸びるし乗りやすい。レース向きに仕上がる
20 41 35.7% 5.49 夏場から上昇の兆し。スリットから出て行く

●桐生はチルト1度まで使用できます。
●SGチャレンジカップは11月11日時点の2連率上位34基を使用します。