4月DCで石野貴之が優出してからは節イチ連発。全部の足がバランス良く仕上がり、選手からも「ケタ違い」と驚きの声が上がっていた。

周年で大場敏が乗って出足抜群。間違いなく好素性機でモーターの力強さを感じるが、3月から8節連続でA級が乗っているのも2連率が高い理由か。

4月DCでは荒井翔伍がパワフルな足で2勝した。バランス型で、回った後の出足が強力に仕上がる傾向だが、周年の平本真之はやや力強さに欠けた。

正月戦で江口晃生が節イチに仕上げた。回り足抜群で5月に小林泰が10戦9勝の準完全Vでデビュー初優勝。周年でも回り足、出足の良さが光った。

初下ろしシリーズで後藤翔之が乗り「出足は節イチ」。GW戦で江口晃生がパワーアップさせて優出4着。温水パイプが取れてからもレース足が良い。

3月後半から優出ラッシュ、最近は伸びとターン回りが仕上がる印象だ。周年もバランス型で悪くない足、続く女子戦で西坂香松が上位着並べ準優出。

冬場に上位級のパワーを誇ったモーターだ。その後も行き足から伸び中心に上々。6月戦の高田明は、低調機シリーズだったが上位級の出足を見せた。

初下ろしからしばらくはB級の乗り手が多く数字は伸びなかったが、展示時計はつねに上位をマークしていた。A級選手に渡れば本来の力を発揮する。

4月中旬から急上昇、行き足から伸びが強めで5月に優勝した平山智加は「出力低減機になって一番出ている」。周年もターン回りの足が抜群だった。

4月以降は中堅から中堅上位で推移している。周年では秋山直之がまずまずの足で優出5着も、トップ級ではない。6月下旬の金子拓矢は伸び上位級。

乗り手のほとんどがA級と選手の腕で数字を稼いでいたが、5月に新プロペラになってからは下降気味。周年の安田政彦も目立たず普通クラスの評価。

春先から出足、ターン回りが強力に仕上がる傾向だ。温水パイプが取れてからも6月戦で地元の椎名豊が「節イチ」の足で優勝するなどパワー衰えず。

優出が1回のみと初下ろしからずっと気配は平凡だが、大崩れなく着をまとめられる足はある。周年では齊藤仁が乗ったが目立つことなく中堅クラス。

4月下旬に金児隆太が新プロペラに交換、その後も行き足を中心に上々。周年で準優勝した田中信一郎は出足、回り足中心に良い足に仕上がっていた。

周年は東本勝利が準優出、急上昇中のモーターだ。伸び型に仕上がる傾向でダッシュ戦で威力を発揮。行き足関係も悪くなく、スタートを決めやすい。